静電気は、シートから降りる動作中に服とシートの生地などがこすれ(ここで発電)、人間にたまってしまった電気が車体に放電することで発生します。 夏場は空気中に湿気が多く、帯電しても空気中に放電されますが、乾燥している冬場は体内の電気の逃げ場がないので一番近い金属である車体に放電してしまいます。これは車体も同じで、車体の電気も人間同様、空気中に放電しにくいのです。 ポイントは、常に車と人間の電気の量を同じにしておくことです。足が地に付く前に触れば、体の電位は車体と同じになります。静電気が来てしまうのは、先に足が地面に付いてしまうと人間の電位は地面(アース)と一緒になってしまい、車体とは違ってしまうからなのです。